日本の課題・家庭の課題・ビジネスの課題

欧州の偉人　ジャック・アタリ氏のインタビュー記事が3日の読売新聞に掲載されていました。ジャック・アタリ氏はフランス人でミッテラン大統領政権の大統領特別補佐官サルコジ大統領の特別諮問委員会委員長などを歴任し、金融危機を予測していた知識人です。氏曰くの　概略は以下の通り。日本の課題は大きく4つ。----------------------1)少子高齢化を乗り切る人口政策が必要2)技術革新の政策が必要3)金融システムの質の向上　まず負債を減らすこと4)国の借金を少なくとも半減させること課題に対しては楽観できる。日本は多額の貯蓄があり、技術はトップクラスだから。だからあとはアジアでの立ち位置が重要。また経済成長に、必要なものが5つ。1.技術2.貯蓄3.人口4起業家精神5.欠乏何故欠乏が成長に必要なのかというと人々は欠乏があるとそれを埋め合わせようと努力するから。と言う風な事が書かれていました。欠乏・・・いわゆるハングリー精神というものですね。良い意味で考えれば、今の不況は、日本人が、忘れてしまった、（もしくは知らずに育った）ハングリー精神を思い出す良い機会なのかも知れません。そして、これらが、日本の課題で有るとするならばフラクタル理論では、マクロもミクロも同じ問題を内包していると言えます。上記日本の課題を家庭に当てはめてみましょう。日本の「家庭」の課題は大きく4つ。----------------------1)少子高齢化を乗り切る人口政策が必要　　子供を産み、育て、教育する環境を如何に家庭に創るのか。　　※国家レベルでは、打開するための移民を受け入れるなどの抜本的施策が必要。2)技術革新の政策が必要　　資源が無い＝貯蓄や財産が無いのであれば、　　知恵や、先進に取り組む努力が必要。3)金融システムの質の向上　まず負債を減らすこと　　家庭に借財があるなら、出来るだけ減らす事。　　高付加価値労働や、複職（副業）に取り組む事での収入アップを図る。4)国の借金を少なくとも半減させること　　お勤めの企業などにも借財があるなら商品・サービスを見直し　　高付加価値を生み出す努力が必要。いかがでしょうか？私たち1人1人、一家庭、一家庭が意識を変える事により日本は、良くなるんだと言う事だと僕は読み解きました。また「家庭」の経済成長に、必要なものが5つ。1.技術　サラリーマンとして、高給を得るための自分を高める。　サラリーとは別に収入を得られる技術を会得する2.貯蓄　説明不要3.人口　1人ではなく、チームやグループで収益を得ようとする試み。4.起業家精神　お変わり御座いませんか。ではなく、I can do it!　の精神5.欠乏　幸か不幸か、欠乏感はたくさんあると思います。要約すると、家庭の経済的成長を求めるには欠乏感を共有し、自分たちで何とかしようとする仲間を集め（人口）新しい、技術を持って、国内はもちろん、BRICS市場も含むグローバル市場を視野に入れた事業に関連し、アライアンスを組みながら経済的自由を勝ち取ろうとする仕掛けをする。と言う事だと思います。カイアニビジネス的に考えれば、1)人口問題は、日本の人口がマーケットとしてもし、少ないのならばグローバルに考えれば良いと言う事です。カイアニには、それだけのポテンシャルがあるという事ですね。2)技術の問題で言えばおんぶにだっこではいけないですが、私たちには、ARSと言う素晴らしいITの技術を取り入れたビジネスツールが有ります。ARSには、他ビジネスを凌駕するポテンシャルがあります。3/4)金融問題で言えばビジネス効率を上げる事を考えなければならないという事です。ビジネスを拡販するための投資は必要な事です。しかし、自分のビジネススキームを壊してしまうような計画ではなりません。投資・リターン・タイムマネジメントのバランスが非常に重要になります。やれば、やるだけ儲かるようなビジネス運営の方法を常に念頭に置き改善を図る事が必要ですね。経済成長に必要な側面で言えばカイアニビジネスは1.技術2.貯蓄3.人口4起業家精神5.欠乏　全て揃っているのではないでしょうか？　＾＾　つまり、経済的発展は起業家精神を忘れず　これらを告知し続ける限り必ず着いてくる。　と言うものです。　今年は、この様な意識を共有出来る仲間と、経済的発展を成していきたいと思います。